電気・電子・機械 お役立ち記事一覧

スキルアップ

設計の腕の見せ所とは?

公開セミナーを行うといろいろな質問を受けます。受講者は業種も経験年数もさまざまなので、思ってもみなかった切り口からの質問があります。私にとっても大きな気づきがあり、大変勉強になります。図面の描き方(製図)セミナーで、昨年末から同じ質問をいくつか受けたので、今回はこれを紹介したいと思います。

設備にセンサーを付ける前にすべきことがあるのでは?

リンギングの原理も接着の原理もいまだに解明されていないことを前回のコラムで紹介しました。先日ラジオを聴いていたら、オリンピック種目で注目を浴びたカーリングでも、ストーン(石)の回転原理は物理学者にもお手上げとのこと。カーリングのストーンは、通常の物体とは曲がる方向が逆だそうです。例えば、ボーリングは反時計回りに回転をかけると右に曲がりますが、ストーンの場合には左に曲がります。この原理について昔からいろいろな説があるものの、結論には至っていません。こうしたことは、人工知能(AI)やIoT(Internet of Things)の記事があふれる時代にとても不思議で、興味をひかれます。

ダ・ヴィンチも描いた工作機械

旋盤やフライス盤、マシニングセンターといった工作機械は「マザーマシン」と呼ばれています。世の中の「もの」を造り出す機械部品は全て工作機械で造られていることから、「母なる機械」の意味を持ちます。多くの工作機械の中で最も歴史が古いのは旋盤と言われており、1500年頃の伊レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチに描かれているそうです。500年以上も前にこの機械構造が考えられていたことに感銘を受けます。

日本のものづくりにもっと自信をもちたい

今年(2018年)も新聞各社が力を入れる元旦の各紙に目を通しました。これまではグローバル化に関する記事が多くを占めていたのに対し、今年はグローバル化の「弊害」と、地政学的リスクであるテロの脅威と地域紛争勃発の記事が多かったと思います。ものづくりにおいては、こうしたコントロールできない外乱要因が多くなっているものの、努力と創意工夫により今年度は過去最高益を超える上場企業が多く見込まれるだけでなく、報道以上に中小企業の景気も良いことを感じます。