電気・電子・機械 お役立ち記事一覧

スキルアップ

剛性と強度の違い

前回のコラムでは、材料の頑丈さを[1]力が加わっても変形が少ないこと、[2]力を除けば変形は元に戻ることの2つで分けて見ることを紹介しました。頑丈さの理想は力が加わっても変形は「完全にゼロ」、どれほど大きな力を加えても破損しないことです。しかし、この理想を満たす材料は存在しません。従って、これら2つの見方によって材料選定を行います。

降伏点と引張り強さの意味

前回のコラムでは材料に力を加えると「弾性」→「塑性(そせい)」→「破断」の順に3つの現象が起こることを紹介しました。力を加えると変形(伸びやたわみなど)が生じます。弾性は力を除くと元に戻る性質で、塑性は力を除いても元には戻らずひずみが残る性質です。さらに力を加えると引きちぎれて破断します。どのような材料もこの3つの性質を持っています。

文系出身でも分かりやすい、材料を知るコツ

4月に入社した新入社員はこれから多くのことを学び、経験していく時期に入ります。新入社員を含む若手社員が部門を問わず知っておきたい知識として、まず「材料」が挙げられます。特に文系出身者は材料と聞くと難しいというイメージがあるのではないでしょうか。実は、工学系出身者でも材料は難解な分野です。そこで、ここでは専門用語を使わずに分かりやすく解説していきましょう。

アナログとデジタルの二刀流

図面の寸法公差や幾何公差で、μmレベルは普通に使われています。1μmは1/1000mmですから、感覚的には日常からかけ離れた微小な世界に感じます。でも、このレベルを想像することは可能です。

設計の腕の見せ所とは?

公開セミナーを行うといろいろな質問を受けます。受講者は業種も経験年数もさまざまなので、思ってもみなかった切り口からの質問があります。私にとっても大きな気づきがあり、大変勉強になります。図面の描き方(製図)セミナーで、昨年末から同じ質問をいくつか受けたので、今回はこれを紹介したいと思います。