電気・電子・機械 お役立ち記事一覧

スキルアップ

ものづくりの「不易流行」

明けましておめでとうございます。私は元日には主な新聞をまとめて買うことにしています。元日の記事はどの新聞社も総力を挙げて取り組みます。普段の記事に加えて今後の未来像やその年に起こるであろうことの予想が載るので、いつもの何倍もの情報量と価値があります。それでありながら200円でお釣りがくるバーゲン価格で、さらにお買い得というわけです。広告もいつもとは違って製品PRではないものを載せる企業が多いので、広告からその企業がどのような考えでどういった製品やサービスを提供していくのかという姿勢を読むことができます。このように、元日の新聞の記事と広告から時の流れをつかむことができるのです。

ニッチの法則 “開発の達人”が説く! 守るべき掟 #23

ニッチ(niche)とは西洋建築の用語で、壁面をうがって(掘って、開けて)作った凹み(へこみ、くぼみ)のことである。ここに、彫刻や胸像、モニュメントなどをすっぽりと収めて飾ったのだ。ここから「ニッチ市場」という言葉が隙間や適所という意味で用いられるようになったわけだが、飾るものの寸法に合わせて凹みをうがつので、その凹み自体は主役ではない。中に入るものが主役である。

一般書を読んでいますか?

職業柄、本を出版する機会があります。本を執筆するメリットの1つは、普段巡り合えないような本に出合えることです。

開発の仁義 “開発の達人”が説く! 守るべき掟 #22

「開発にも仁義がある」と、私は思う。仁義とは他人に対して欠かせない礼儀であり、務めである。仁義と聞くと、任侠(弱きを助け強きをくじく)映画を思い出す方も多いだろうが、この仁義は開発をする上で最も優先すべき理念であり、原理・原則なのである。開発とは、新しいことを創造するとともに、先の見えない不安でいっぱいになる作業でもある。その開発を複数の企業で共同もしくは提携して進めるときは、お互いの信頼関係が何よりも重要だ。

旧JIS規格の図面でも通用する理由

製図ルールには日本工業規格である「JIS規格」だけではなく、「オリジナルルール」もある──。若手社員向けの「図面の読み方」の研修で私がこう説明すると、彼らから驚かれることがあります。オリジナルルールとは、個々の企業が設けた独自規格のこと。もちろん、基本はJIS規格です。JIS規格に則(のっと)った上で、一部に独自規格を使う図面が存在するのです。このオリジナルルールは、「設計の意図を読み手に伝える上で有効な場合」に使用されます。実は、多くの企業がオリジナルルールを採用しています。