まず固有技術と管理技術の基礎を押さえた後、専門の習得へ

ものづくり基礎知識の学び方のまとめ

 このコラムも今回で最終回となります。これまで、ものづくりに必要な知識を広く紹介してきました。最後にもう一度、基礎知識を習得する方法と、これからのスキルアップについてまとめておきたいと思います。

 部署や部門を問わず、また理系や文系を問わず、ものづくりに携わる上で必要な基礎知識には、「固有技術」と「管理技術」があります。固有技術は「読図知識」「材料知識」「加工知識」の3つです。

 ものづくりは、[1]何をつくるのかを考え(企画・開発)、[2]考えた通りにつくって(製造)、[3]販売(営業)します。考えた中身は頭の中にあるので、それを口頭で伝えていては効率が悪い上に、言い間違えや聞き間違えが起こり得ます。そのために「図面」を通して考えた中身を伝えています。すなわち、この図面の情報を読み取る「読図知識」が必須なのです。

 次に、ものづくりを行う上で多くの材料の中から適した材料をいかにして選ぶのか、または顧客が何を求めてその材料を選んだのかを理解するために「材料知識」が、そして購入した丸棒や鋼材からどのような方法で必要な形状につくるのかを知るために「加工知識」が必要になります。以上の「読図知識」「材料知識」「加工知識」の3つが固有技術です。

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