「お子さんは何歳ですか」、こんな質問をする会社は要注意(後編)

(前回からの続き)

面接ですべきでない質問がある

 意外に知られていませんが、子供の有無を尋ねるような質問は、本来、採用面接ではするべきではありません。厚生労働省がWebサイトで公開している「採用選考時に配慮すべき事項」には、以下のように記載されています。

採用選考時に配慮すべき事項

 次のaやbのような適性と能力に関係がない事項を応募用紙等に記載させたり面接で尋ねて把握することや、cを実施することは、就職差別につながるおそれがあります。

<a.本人に責任のない事項の把握>
 ・本籍・出生地に関すること
 ・家族に関すること
 ・住宅状況に関すること
 ・生活環境・家庭環境などに関すること

<b.本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)の把握>
 ・宗教に関すること
 ・支持政党に関すること
 ・人生観、生活信条に関すること
 ・尊敬する人物に関すること
 ・思想に関すること
 ・労働組合に関する情報(加入状況や活動歴など)、学生運動など社会運動に関すること
 ・購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること

<c.採用選考の方法>
 ・身元調査などの実施
 ・合理的・客観的に必要性が認められない採用選考時の健康診断の実施

厚生労働省「公正な採用選考の基本(3)採用選考時に配慮すべき事項」から一部抜粋

 このように、本人の能力と無関係な事柄については尋ねないのが基本です。求職側も、転職活動に臨む際にはこのことを知っておくとよいでしょう。こうしたことを根掘り葉掘り聞こうとする会社は、入社後の職場環境にも問題がある可能性があります。

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